るるる

クリシェの連鎖、しりとり、連想ゲームによって言語が駆動し文章が生まれる。空中を浮遊する言語を志向するのか、あるいはそれを繋ぎとめるのはロジックか、それとも言葉の響きの連鎖なのだろうか。本を読むこと。心は一切揺れない。響き。音。言語の世界には穴が空いていて、そこから世界に声が響き渡り、それが私の思考を駆動する。思考とは何かとはよくわからないけれど、言語には限界を引くことができる? 確かにまだ望みはありそうだけれどそんなことはないんだな、これが。私がやっているのは何かのリハビリテーション


「皆死んじゃえ?」
何、その疑問文は。どうして断言しないの、君は
「わからないから、何が正しくてそうでないのか。あなたにはわかるというの」
わからない、何もわかりません。
僕にだって少しは学んだことはあるはず。それなのに語りたいと思うことは何もないんだ。
僕は君に死んじゃえと言われたいんだ、きっと。
まあ僕は生きてるだけで結構幸せだし社会というか人間のネットワークみたいなものに絡め取られるのもうんざりだけど多分嫌いではないし。
でもそんなことはどうでもいいんだ。
ところでここはどこなんだろう。
声だけが響く。
「私は」